タチバナヨシアキの撮影スポット案内

2005年8月

とある邸宅にてモトハル・キッカワのカタログ用撮影
     
             
 

モデルのタチバナヨシアキです。
今日は皆さん(本当は高耶さんだけでいいのだが)にお見せしたい撮影スポットの案内をしようと思います。
興味のない方は引き返してくださいね。たいしたものではありませんから。(だから高耶さんだけでいいのに、ここの管理人は無理矢理俺を・・・)

今回は都内のとある邸宅にお邪魔しました。今では人は住んでいませんが、昔は財閥のお屋敷だったそうです。現在は庭園になっています。
全体的にイギリス・ルネサンス風で、設計者はジョサイア・コンドルというイギリス人です。鹿鳴館やニコライ堂を設計した人物ですね。
皆さんにお見せするために(高耶さんと二人きりで楽しみたかったのに・・・)撮影の合間に写真を撮って来ましたからご覧下さい。

   
             
 

こちらは建物の外観です。
とても大きいので画面に入りきらなかったのが残念ですね。

天井は5メートルほどありますから、二階建てですがだいぶ高い建物になります。

この建物が邸宅として使われていた時代に戻れたら、盛装した高耶さんを連れてパーティーなどに来たかったですよ。いやいや、むしろふたりで住みたいです。

高耶さんの手を引いて建物に入る私。恥らう彼をエスコートしながら玄関を入ってすぐのところにある暖炉の前に座らせて、その冷えた体を温め、手を握って緊張を解きほぐす。

「ここ、おまえんち?オレ、こんな場所初めてだ。場違いじゃないかな・・・?」
「とんでもありません、あなたの輝きに比べたらこんな屋敷、ただのあばら家にしか見えません。大丈夫。さあ、私との愛の巣へようこそ・・・高耶さん・・・」


なんてな。 ああ、高耶さんに会いたい!

 
             
  そしてこれが暖炉です。さきほど私が高耶さんの手を温めていたところですね。え?おまえの妄想の中でだ?うるさいぞ、管理人め。黙っていろ。

すいません、小うるさい管理人が口出ししてきたのでシメておきました。しばらくは黙っててくれるでしょう。後頭部を殴って気絶させておきました。

暖炉は部屋にはもちろんありますが、廊下や玄関にもあります。
ひとつひとつが違った意匠でとても美しいタイルが貼られています。
みてください、このタイルを。すばらしいゴシック調タイルです。

「なあ、直江。やっぱ暖炉だけの火じゃ体の芯からはあったまんないよ。・・・直江の体であったまりたい・・・」
「あなたって人は、もうガマンできないんですか?まずはこれからあなたの住む家を案内してからですよ。最後に二人の寝室へ案内しますから、そこで、ね?」
「そんなの明日でいい。今すぐ、おまえに抱かれたい。直江の熱い体で、オレを燃えさせてほしいんだ」

寒さで震える体を私に摺り寄せて、立ち上がったあの可愛らしいピンクの×××を押し付けて色香を漂わす。ああ!もう寝室に直行しましょう!


誰だ、俺を殴ったのは!う!もう復活したか、管理人め!しぶとい女だ!
 
 
まったく、どうして私がいい気分になっているのに邪魔をするんだ、管理人め。
気を取り直して案内を再開しましょうか。

こちらは小階段です。大階段は暗くて撮影できませんでした。
これが小階段などとはまったくもって規模が大きいとしか言えませんね。
小階段はこの棟だけで2つありました。やはり広い屋敷ともなると階段が一個しかないのは不便なんでしょうね。

庭に面したこの階段はとても明るく、外の光を充分に入れることができます。今回の撮影ではこの階段でスチルをいくつも撮りました。モトハルのスーツの撮影だったのであくまでも紳士といったイメージでした。


「直江って、ホントに紳士的だよな。優しくて、かっこよくて、優雅だもん。そんな直江が恋人だなんて、オレ、神様からバチを当てられそうで怖いよ」
「いいえ、あなたこそとっても素晴らしい人です。私のほうがバチを食らいそうです」
「そんなこと・・・ないってば」
「もし神があなたにバチを当てるのなら、私が代わりになりますからね。だけど私たちの仲を引き裂くようであれば、神とて容赦はしません。神を殺しに行きますよ」
「直江・・・愛してる」


高耶さんのためなら私はどんなことだってするのだ!
 

階段を上って二階に行くとバルコニーがあります。唐草模様の柵がとても美しいでしょう?柱はギリシャ風ですね。広い庭は以前はもっと広かったそうですよ。
ここでも何枚も撮影しました。庭の緑とのコントラストは、スーツのダーク色を引き締めます。

こんなバルコニーに白いテーブルセットを置いて高耶さんとお茶を楽しめたら幸せです。とてものんびりした休日になるでしょうね。

「今日の紅茶はヴェノアだぞ。どうだ?うまいだろ?」
「ええ、あなたのいれてくれたお茶は世界一です」

私の隣に寄り添って一緒に紅茶を飲んでいるうちに、高耶さんは私の体温を感じてイケナイ場所を熱くさせる。ねだられるままキスをして、舌を入れ、そのままこの唐草の柵を彼に掴ませ、後ろから私の太く熱く滾ったものを入れ・・・・

「ああ!なおえ・・・!」
「外から見えてしまうかもしれませんね。でもこんなに美しい柵だったら、あなたの体をもっと美しく見せてくれますよ?」
「ばか・・・・」


う、いかん、鼻血が出そうだ。

 

東側のサンルームです。中は明るく広く、応接間としても使えるようになっていました。ここで朝食などいいのではないでしょうか?
撮影ではテーブルにスコーンを置いてくつろいでいる姿を撮りました。白いシャツにシルクのスカーフをして、本当に英国紳士のようなスタイルです。


「ここ、ポカポカしてて気持ちいい。直江とこんな家で暮らせるなんて、オレって幸せ者だよな」
「じゃあもっと幸せな気分にしてあげますよ」
「え?」

ポカポカした明るいサンルームで彼を裸に剥いてじっくり眺めさせてもらう。

「こんな明るいことで・・・恥ずかしいから・・・ヤダ・・・」
「よく見せて。お日様の光に当たってあなたの恥ずかしいところがツヤツヤしてますね・・・キレイですよ・・・」

こんなのスコーンよりも美味しい朝ご飯じゃないですか!
あああ!どうして俺はこの家の主ではないのだ!

 
ええと、こちらはですね・・・トイレです。奥に便器がありましたが、この洗面台だけを撮りました。なぜかというと男前はトイレには行かないからです。私と高耶さんには必要ないからです。

「ちょっと、待て・・・!直江!こんな狭いところで何を・・・!」
「その洗面台で手を洗って。手を洗うんです。そう、水が冷たくていい気持ちでしょう?恥ずかしい?」
「恥ずかしいよ・・・直江の前で手を洗うなんて・・・こんなの・・・直江に見られたら・・・嫌われちゃうよ・・・」
「大丈夫、嫌いになんてなりません。あなたが手を洗っても、顔を洗っても、何をしてても、愛しいとしか感じない・・・もっと、洗って」
「ん・・・イヤだ・・・」
「洗わなければ気持ち悪いでしょう?いい子だから、もっと、洗いなさい」

・・・『手』だとか『顔』だとか『洗う』だとかは適当に変換してお楽しみくださいね。
こんな狭いトイレで高耶さんを××できたら興奮しますね・・・。
今度、我が家でやってみようか。
あ!管理人!久々に出てきたと思ったらそんなところで何を!
汚いからやめなさい!
 
待ちなさい!管理人!
この建物は重要文化財なんだぞ!待てと言っているだろうが!
撮影を中止されてしまうじゃないか!

ああ、みなさん、すいません。
管理人が不始末を起こしまして、ちょっと捕まえてきますから。


おっと、これは先程の外観の窓を拡大したものです。
この窓から高耶さんと私がキスしているシーンでも思い浮かべておいてください。萌えるでしょう?
好きなだけ覗いていてください。


私は管理人を捕獲してきますから!
ではまたあとで!
 

はあ、はあ、ようやく捕獲しました。この塔のてっぺんにまで登ってようやく捕まえました。まるでサルのようだ、この管理人は。

・・・よく見てみるとこの塔は・・・高耶さんを監禁するのに・・・ゲホゲホゲホッ。
いや、囚われの高耶さんが外を見るシーンが似合うではないか。


「お迎えにあがりました、高耶さん」
「おまえは・・・」
「私はあなたを救い出しに来た隣国の王子、直江です」
「ここへどうやって・・・危ないから中に」
「いいえ、もう中には戻らなくていい。私があなたを国に連れ帰って妃にするんですから。愛しています、高耶さん」
「・・・ 直江・・・どこにでも連れていってくれ」


あ!また管理人が逃げ出した!なんだと?!
どこの誰が妄想狂だと言うのだ!待ちなさい!
お尻ペンペンなんかするんじゃありません! はしたない!

   
以上、撮影の合間に撮った写真でした。まったく最後は管理人にメチャクチャにされて案内どころではありませんでしたね。お詫び申し上げます。

今度は高耶さんを連れてここの見学に来たいと思います。きっと喜んでくれるはず。
あ、でもみなさん、私があんなことや、こんなことを妄想しながら撮影の仕事をしていたなんて高耶さんには言わないでくださいね。真面目にやれって殺されてしまいます。

こういった建築がお好きな方はまず『旧岩崎邸』で検索をかけてください。私が撮影できなかった内部などを紹介しているHPがありますから。
それと、もしここで私と高耶さんがデートしている場面を見かけても声は絶対にかけないで下さい。せっくのデートを台無しにしたらここの管理人のようにシメますからね・・・・。
   
 
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楽しんでいただけましたか?タチバナヨシアキでした。