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高耶さんの優しさ

1万ヒット記念・てんむす様リクエスト作品

 
   


学校の夏休み合宿で発表する課題である服を、高耶は芍薬をイメージしたドレスに決めた。
デザインを描いている間にすでに素材も決まっていて、その布を買うために東京・日暮里(にっぽり)にある布地問屋街へ学校帰りにでかけよう、と矢崎とNちん、兵頭と話していた。

「そーいや仰木んちは日暮里から近くなかったか?」
「うん、けっこう近い。歩いて行けるし」

高耶の家から日暮里までは徒歩で20分程度だ。問屋街に行くのに便利だといつも実感している。
今回は薄いピンクがかったシフォンと、スカートを膨らませるためのペチコートになりそうな素材を探そうと思っていた。
直江がフランスで買ってきた白い刺繍入りのシフォンは上半身用にして、下半身は無地に、と決めている。

「じゃあ帰りは仰木んちでプレステしよーぜ」
「矢崎〜…」

たまに高耶のアパートに遊びにくる矢崎はプレステ2の戦国無双猛将伝でどうしても最強武器をゲットしたいらしい。
そのために何度か用もないのに高耶のアパートに遊びに来て、何度か直江とニアミスしたこともある。

「今日はな〜…約束あっから6時までならいいけど」
「よし!じゃあとっとと布買って行こうぜ〜!」

脇でNちんと兵頭が呆れている。しかし兵頭の頭の中には少しだけ高耶のアパートに行きたいという気持ちもあった。
この仰木が、あのタチバナとデキている。
たぶん今日も約束しているのだろう。高耶は特に直江(学校の友達には彼女と言ってあるが)とのことを話すわけではないが
たまに「彼女」のことが話題に出ると、平然と好きあっていることを話す。
最近彼女とどこかへ出かけたのかと聞かれれば、どこそこへ行った、と言う。嘘をつくのは苦手なのでエピソードなどは話さないが、行った場所や食べたもの、何をしたのかは普通に話している。

それを必然的に聞かなければならない兵頭には葛藤があるが、高耶は兵頭がすでに自分を諦めたものだと素直に思い込んでいる。
実際はまだまだ諦め切れないのに。

倉庫のようになっている布屋が路地を入った所にある。そこが高耶たちのお気に入りの問屋だった。繁華街にある布屋と違って値段が格安だ。しかも種類も豊富なのだ。
それぞれ自分が目当ての布を探し始めた。

「あ、仰木くんだ!」
「え?ほんと?!」
「おーぎくーん!」

高耶を見つけて近寄ってきた少女がいた。小島雪乃だ。それに雪乃と同じクラスの香川もいる。

「仰木くんも買いに来たの?」
「ああ。矢崎たちと」
「本当だ〜。兵頭さんもいるんだね。ねえ、仰木くんはどんなの買うの?私が合評会で着るやつでしょ?」
「そう。ピンクがかった白いシフォンを探してるんだけど…」
「シフォンならあっちにあったよ」

小島たちに案内されて狭い通路を歩く。たくさんの布が筒状になって重ねられていたり、立てられたりしている。
そうしてシフォンのコーナーを見つけた。

「げ…」
「どうしたの?」
「…た、高い…」

いくら問屋でもシフォンは値段が高い。

「うう…どうしよう…」

理想の布は初っ端から見つかったが、値段が見合わない。今回のデザインは何枚も同じ形に裁断した花びら様の布を重ねて芍薬が持つ雰囲気を出そうとしていたため、最低でも5メートルは欲しかった。
だが5メートル買うのに7500円…高耶にとっては学校での3週間分の昼ごはん代と同じである。
予算は全部で1万円だった。布、糸、飾りボタン、ペチコートの素材、他、全部込みで1万円だ。

「お金足りないの?貸そうか?」
「いや、そこまでしてもらう義理はないから…」

しかし矢崎もNちんも親の仕送りで一人暮らしをしているし、兵頭はもっと節約が必要な苦学生だ。借りるアテがない。
なんとなく直江の顔が思い浮かんだが、パパッと消して、どうするか知恵を絞った。

「シフォンが一番安いのってここだって。似たような生地が良ければ化繊のサテンて手もあるけど」

小島が妥協案を出したが、高耶のイメージはすでに決まっている。

あのデザインで化繊のサテンを使うとテカテカになっちまう…それじゃ品がなくなるし、デザイン画で描いたようなマットテイストも出ない。何より直江が買ってきた布と相性が悪くなる。

すでに矢崎も兵頭もNちんも、それぞれ欲しい布の筒を抱えてレジへ向かっている。最初から買う物を決めていたのもあるが高耶のように『元から使いたい布』があって、それに合わせて選ぶわけではないので時間はかからなかったようだ。

全員布を購入して、まだ決まらない高耶の元へやってきた。

「あ、小島さんと香川さんじゃん。来てたんだ?」
「矢崎君はどんなの買ったの?」
「俺は普通の天竺木綿と、デニム生地」

兵頭はフェイクレザー、Nちんはイギリス風のチェックの木綿を買っている。
シフォンの前で眉間にシワを寄せている高耶の煩悶に兵頭が気付いて話しかけてきた。

「選ぶのに時間かかってるのか?」
「いや、値段に困ってるんだ」

腕組をして目の前のシフォンとにらめっこをしている。

「どうしようかなあ…。ちょっと考えてからでいいか?後でまた来ることにする」
「いいぜ。俺もまだ他んとこ見るし。な?」

矢崎が兵頭とNちんに向かって同意を求めた。もちろん二人ともOKだ。

「じゃあさ、仰木くん。私の布決めるの手伝って。仰木くんが着るんだからさ」
「ああ、そうだっけ。オレはいいけど…」
「みんなもお願い!」

小島雪乃は当然だが、香川も実は高耶ファンだ。最近、小島と行動して高耶とも話すようになりファンになったらしい。

「いいぜ、俺は。兵頭とNちんは?」
「いいけど」
「うん」

そして女子二人の布を選ぶことになった。Nちんと矢崎は狭い店内を歩き回るのはもう疲れたと言って、適当に小物を見るそうだ。兵頭と、小島、香川、高耶でウールに似た化繊のコーナーへ行った。

「ちょっと変わった形のスーツにするのね。無地でグレーがいいの。あんまり厚くない素材だったらどんなグレーでもいいから
選んでくれる?」
「ああ」

シフォンと違って傷みにくい素材だからか、布の筒はうずたかく積まれていた。もしこの中から引っ張り出すとしたら小島の
腕力では無理だろう。
しばらく4人でどれがいいかを話して、ようやく丁度よさそうな布が決まった。

「ああ、けっこう上に積まれてるな。俺が引っ張り出すから仰木が受け取ってくれ」
「ありがとう、兵頭さん!」

一番背が高く、腕力もある兵頭が上の方の筒を取り払いながら、目当ての布の筒を引っ張り出すことになった。それを高耶がその高さで受け取るのだ。
上に乗っていた筒が近くにあった踏み台を使った兵頭の手で取り払われて、目当ての筒を大きな手で掴んだ。そして勢いをつけて引いた。
しかし。

「危ない!!」

取り出した筒と、他の筒がどこかで引っかかっていたらしく、それにオマケのように他の筒が雪崩のように落ちようとしていた。
兵頭は踏み台の上にいるために下にいる高耶たちを庇うことができない。
大変だ、と思った時にはいくつかの布の筒がゴンと音を立てて落下した。

「仰木くん!!」
「キャー!」

女二人の声は、兵頭にはどこかくぐもって聞こえた。それもそのはず、高耶が女の子たちを庇って背中で重たい筒を受けたのだ。
幸い、どの筒も売れ行きがよく、巻きの少ないものばかりだったが。
もしこれで巻きが太かったら背骨が折れていてもおかしくない。

「イツツツ…」
「仰木くん!大丈夫?!仰木くん!!」

蹲った高耶を心配して小島と香川もしゃがみこむ。

「仰木!」

兵頭もすぐに踏み台から降りて高耶の顔を覗き込んだ。騒ぎを聞きつけて矢崎たちも駆けつけた。
覗き込んだ高耶の顔は苦しそうだった。顔色も青い。

「お、仰木くん!」
「仰木、頭とか打たなかったか?!」
「…大丈夫…背中に当たっただけだ…小島さんたち、大丈夫だったか?」
「大丈夫だったよう!仰木くんこそ自分の心配してよう!」
「いや、ホントに背中打っただけだから」

兵頭が背中をさする。骨は折れていないようだったが、背中を打ったショックで呼吸が苦しくなったようだ。
店員も驚いて駆けつけた。そして何度も謝る。

「本当に平気…イテテ…」
「もう無理しないで帰って病院に行った方がいいよ!そうしてよ、仰木くん!」
「ん…わかった。あんまり心配させたら悪いもんな…けど、女の子が無事で良かった」

店長らしき人が出てきて高耶に謝罪した。タクシー代はこっちで持つから病院へ向かってくれという。
兵頭に千円札を数枚渡して、高耶に肩を貸して通りまで出た。すぐにタクシーはやってきて店長は最後にまた謝った。
矢崎が預かっていたリュックを兵頭に渡して、高耶と兵頭は病院へ向かった。

 

 

ただの打撲と診断され、湿布でだいぶ楽になった高耶は兵頭に付き添われてアパートに帰った。着いたらすぐに電話がかかってきた。
直江だ。

『今日の約束なんですけど、高耶さんのアパートに行けばいいですか?』
「えーと…、今日、ダメになったんだ…」
『え?』
「ゴメン。ちょっと出かけられないから」
『高耶さん?どうかしたんですか?出先ですか?』
「どうもしねーし、出先でもねーけど…」

電話の相手が直江だとすぐに察知した兵頭が、高耶の携帯を奪って出てしまった。

「兵頭だけど」
『な…んで、あなたが高耶さんのアパートに…』
「仰木が怪我したんで、送ってきたんだ。早く来てやれよ」
『怪我ですって?!』
「兵頭!!」

直江に心配をかけまいとして嘘をついたのに、兵頭のせいで失敗してしまった。携帯を取り返し、本当に大丈夫だと言おうと
したとたん。

『すぐに行きます!』
「だから平気だって!」
『行きます!』

切れた携帯を見てから、兵頭を見た。

「大丈夫だって言ってんのに、なんであいつに言うんだよ…もう。また心配かけちまうじゃんか」
「いいんだよ。そういう心配はさせるもんだ。おまえら付き合ってんだろ」
「そうだけど…いつも甘えてばっかりだから、情けねーんだよな」
「そうか?でもさっきの仰木はかっこよかったけどな。女の子二人、体張って庇ってさ」

特に意識してやったことではなかった。ただ自分の目に飛び込んできた物から、自分よりも弱いものを庇う。
美弥を庇い続けた高耶が自然に取る行動なだけだった。

「だって、女なのに怪我したら大変だろ。顔とか傷付いたらさ、可哀想じゃねーか」
「まあな。偉いよ、仰木は」

そういう高耶を好きになったのだ。兵頭は。クールに見えて、実は人情に厚くて、周りの人々を大事にする。
諦めたくても、今日のような高耶を見てしまうと諦めきれない。

「あのさ…」
「ん?」

もう一度、本気で想いを告げようとしたところにドアがノックされた。

「高耶さん!」

直江だ。必死な声で呼んでいる。高耶が立ち上がろうとしたが、それを止めて兵頭が立つ。

「おまえは座ってろ。まだ痛いんだろ?」
「でも」

兵頭が顔を出したら直江がキレそうな気がして怖い。だがすでに玄関のドアを開けている。
ドアから顔を出した兵頭に一瞬驚いたが、直江は頭を下げて中に入ってきた。

「高耶さん、大丈夫なんですか?!」
「うん。もう平気。ただの打撲だし、湿布も貼ってあるから」
「そうですか…驚きましたよ。何をしたんですか」
「ちょっとドジっただけだ」
「本当に大丈夫なんですね?良かった」

直江の背後にいる兵頭を振り向き、もう一度頭を下げた。

「ありがとうございました。高耶さんをここまで送ってくださって、感謝してます」
「え?いや、俺は、別に」

直江に睨まれるのだろうと思っていた兵頭だったが、まさか頭を下げられて感謝の言葉を言われるとは。
意外だったせいでつい返事が粗末なものになってしまった。

「あ、じゃあ、俺は帰るから。明日、学校来るの辛かったら休めよ」
「行くよ。もうだいぶ痛みが引いたから」

直江に玄関まで送られて、兵頭は帰った。
さっき、もし直江が来なかったら余計な告白をして、高耶を困らせてしまうところだった。
今回だけはタチバナに感謝しようと思って、思い出して笑ってしまう。

あいつは仰木のことを本気で大事にしてるんだな。必死で駆けつけて、ライバルである自分に深々と頭を下げて、謝辞を述べる。
ひとつも失礼なことをしないし、嫉妬もしない。余裕を持っている。
高耶に愛されているのを実感している。

「なんか、こっちがバカみてーだな」

眉を下げて笑って、地下鉄の階段を降りた。

 

 

翌日、高耶はいつもどおり登校した。学校の手前まで直江の車で送ってもらったのだが。
登校してきた高耶を見つけた小島と香川が、急いで近づいてきた。

「大丈夫だったの?!ホントにごめんね!」
「仰木くん、ありがとう!!」
「いいってば。全然大丈夫だったし、二人が怪我しなくて良かったって思ってるんだ」
「「…仰木くん…」」

なんてステキなのかしら…と、見とれて二人は頬を染める。いきなりポーっとなった二人に高耶はわけがわからず愛想笑いだけして教室に入って行った。
中では兵頭たちが待っていた。

「仰木!マジで大丈夫なのかよ!」
「うん。もうホントに平気。悪かったな、迷惑かけて」
「いいって!おまえが無事ならいいんだよ」
「サンキュ」
「それより仰木。なんか昨日のことがみんなに知れ渡ってて、仰木くんブームが起きてるんだけど」
「何、それ」
「小島と香川がさ、女連中に喋ったらしくてなあ。仰木くんカッコイーって言ってたぞ」

女は何でもすぐに言い触らすものだ。すでに教室内でも高耶は注目されている。

「そんなことねーだろ。別に当たり前のことしただけなのに。Nちんが噂されてんのは聞いたことあるけど、まさかオレにそんな噂が立つわけねーだろ」
「わかってねーなー」
「わかるか、そんなの。あ、やべ!昨日の騒ぎでシーチングにアイロンかけてなかったんだった!」

そう言ってアイロン台に向かって真剣にアイロンをかける。その姿をクラスにいた女子の大半が見ていたのにも本人は気付かない。

「あいつって鈍いよな」
「うん、そー思うわ」
「最悪の鈍さだな」

友人3人は呆れてアイロンをかける高耶を見つめていた。

 

 

放課後になってすぐ高耶の携帯にメールが入った。

『学校の前にいます。お迎えに来ました』

「直江…」

今日の授業はパターンがあったため、座ったり立ったりしながらの姿勢でボディに針を打っていた。
そのせいかわからないが背中がまた痛み出していたのだ。電車に乗って帰るのはちょっと辛いな、と思っていたところに救いのメールだ。

「仰木、帰ろうぜ」
「なんか顔色悪いなあ。痛くなったんか?」
「うん、まあ。でも迎えに来てもらったから」

高耶の近所に直江が住んでいるのは矢崎もNちんも知っている。もちろん兵頭もだ。だから直江が来ても誰も変に思わな
い。
建物から出たところに小島と香川が立っていた。小島が直江の車を発見して、高耶を待っているのだろうと思い自分もそこで
高耶に挨拶をしてから帰ろうと思っていたところだった。

「あ、仰木くん。今日、どうだった?大丈夫だった?」
「顔色悪いけど、もしかして…」
「いや、大丈夫。もう帰るし、そんなたいしたことじゃないよ」

車の中から高耶を見守っていた直江が出てきて、ちょうど会話が切れたあたりで話しかけてきた。

「お疲れ様でした、高耶さん、皆さん」
「あ、タチバナさん!」

高耶を囲んでいた5人が直江を振り向いた。
すでに何度か直江と高耶が一緒にいる場面に遭遇している面々はあまり騒がないが、小島と香川は直江を見て顔を紅潮させている。

「近くにいたので、迎えに来ました。怪我、大丈夫なんですか?」
「ちょっと辛い。悪いけどウチまで送って」

少し体裁を考えて高耶と直江は会話をする。あまり親密な仲だと思われて、高耶が学校に居辛くなったら大変だ。
しかも直江は指輪を外して、ポケットに入れている。

「ごめんね、仰木くん。昨日はありがとう。もし何か手伝えることあったら言って」
「ああ、そん時は頼むよ」

どうやらこの女の子たちを庇って怪我をしたらしい。片方は高耶と腕を組んで歩いていた女じゃないか。
そう察知した直江は高耶の重たい肩掛けバッグとアジャストケースを取り上げて肩を抱いた。
ギョッとしたのは高耶だったが、直江は平然としているし、友人たちも高耶が怪我人なので不自然には感じていない。

「じゃあ行きましょうか。立っているのも大変そうですよ」
「あ、うん。じゃあまたな」

矢崎たちに手を振って、直江にエスコートされながら車へ行く。直江は当然のようにドアを開けて、高耶を乗せた。
運転席に回って荷物を後部座席に載せると、背後で高耶を見送っている友人たちを確認してから、高耶にシートベルトをかけてやった。
わざと。

「おまえなあ…」
「何ですか?」
「…いい」

窓を開けて友人たちに手を振ると車が発進した。すでに直江の指には指輪が嵌められている。あれでも気を使ったのがわかって、さきほどのシートベルトの件はもう許すことにした。

「なんか、今日のおまえ、余裕があったな。小島さんにも兵頭にもイヤミとか言わなかったし」
「そこまで心の狭い人間ではありませんよ。それに、高耶さんに愛されているのはよくわかってますから」
「ふーん」
「昨日、あんなに甘えられたら誰だってそう思いますよ」
「…そうかな…?」
「でももう怪我なんかしないでください。心臓が飛び出るほど驚いたんですから」
「大袈裟な…」
「でも、そうやって誰かを庇うあなたを誇りに思います。優しくて、勇敢で、あなたらしい」
「恥ずかしいヤツだな…」
「あなたは優しい人ですね」
「ったく…けど、直江に言われると嬉しいかも」

ゆっくりハンドルを切る直江の横顔を見つめる。
もしも、誰も自分に気が付かなくて、誰も庇ってくれなくて、誰も関心を寄せてくれなくても、きっと直江だったらどこにいたって見つけてくれる。
遠いところからでも、庇いに来てくれる。
世界中が敵になっても、直江だけは。

「大好き」
「知ってます」

ちょっとだけ、車を停めて、キスをした。

 

 

END



18のその3 / 同じ世界20もどうぞ

 

あとがき

てんむす様のリクエスト作品です。
リクは「かっこいい高耶さんに愛されてる
余裕がある直江。そしてモテ高耶さんに
盛り上がる周囲 」でしたが…
これでいいのかな?!
ダメなんじゃないの?!
ちょー不安!
リクエストありがとうございました!